プロフィールprofile

 
大分県大分市生まれ
2006年
京都伝統工芸大学校 和紙専攻科 入学
2008年
  • 「京都伝統工芸協議会会長賞」受賞
  • 「京都伝統工芸産業支援センター 工芸士2級」認定
2008年
福岡県八女和紙組合 松尾和紙工房 修行
2010年
財団法人 八女伝統工芸館 和紙工房担当・勤務
2012年
和紙場 地わしばじ”独立
2017年
大分県大分市にて新店舗“shop Washiba-ji”オープン

伝統のカタチ、新たなカタチ

主に、熊本県鹿北町の肥後楮こうぞを使用し、引裂きの強さに特徴のある和紙を制作しています。原料は、お客様の要望に応じて、三椏みつまた・ガンピ・麻・マニラなどを漉き分けたり、混ぜ合わせたりします。
「紙」としての和紙の製造だけでなく、その特性を活かした「新たな用途」「新たな日常での取り入れ方」の模索をしております。和紙漉きの職人が染色・加工・縫製などを行うことで、「和紙の新たなカタチ」「伝統的なカタチ」の両方を表現することができる様になりました。

教えること

自己制作だけでなく、サークル・教室での指導をはじめ、小学生への伝統産業の学習として、和紙の歴史、特徴や用途の説明、紙漉きの実演なども行っておりました。また、特別支援学校での職業訓練として、紙工班への特別授業、新たな商品開発の提案、卒業証書の紙漉き指導なども経験がございます。伝統を伝えること、実用的な物・仕事としての「和紙」を伝えることにも力を入れています。

和紙の魅力を伝えるために

県内外の展示会やイベントなどに出展し、お客様と直接触れ合うことで和紙の魅力を伝えています。もちろん、委託販売などを通じて「日用品」としてより身近に感じて頂く努力も行っております。“和紙場地”製品から伝統ある日本の和紙の魅力を感じて頂けたら幸いです。